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April 05, 2007

[谷川流] 涼宮ハルヒの分裂
April 05, 2007 11:41 PM written by 兼乃

読了。

季節は春になりハルヒ達も無事進級。
ここで新入生で新キャラが出てくるか・・・と思いきやキョンの中学時代のクラスメイト「佐々木」が登場。

「分裂」ということで後半からαとβに事象の流れが分裂する。
同一時間軸で異なる事象を表現しようと上段マージンの異なる文章が交互に続くわけなのだけど、これがまた読みにくい;;

話は全く終わってない・・・というかようやくこれから話が動き出すって感じなので次巻以降もこの作りになるのかも・・・。

この巻は導入部なので次巻の流れに期待。

続刊は早くも決まっているようで「涼宮ハルヒの驚愕 6/1発売」の模様。

4044292094涼宮ハルヒの分裂
谷川 流 いとう のいぢ
角川書店 2007-03-31

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April 02, 2007

[新井輝] ROOM NO.1301 Vol.7
April 02, 2007 09:51 PM written by 兼乃

#7 シーナはサーカスティック?
読了。

蛍子との関係は一応決着。・・・・決着でいいんだよね?あれ。

佳奈と日奈(シーナ)の関係は山場にさしかかる。
が、プロローグで結末は見えちゃってるんだよね。

この作品のシリーズは全てそうなのだが、プロローグで未来(物語が一段落したあと)の様子を描いている。それ故に結末は先に知ってしまう事になるのだが、それがプラスに働くのかマイナスに働くのかは正直微妙。
クリティカルな結末の事柄ではないとはいえ、結末の一部を知ってしまう事で物語りの行く末を想像する幅が狭まる事になってしまう。
別の見方をすればその結末にたどり着くにはどういった課程をたどったのだろう道筋を想像する事が出来る。結末だけを想像する事は結構あるけれど課程まで想像することはないので、それはそれで新たな楽しみ方なので一概にプロローグで結末の一部を語る演出はダメとは言えないんだよねぇ。。。

4829163275ROOM NO.1301(7) シーナはサーカスティック?
新井 輝 さっち
富士見書房 2005-12-10

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March 30, 2007

[新井輝] ROOM NO.1301 Vol.6
March 30, 2007 11:43 PM written by 兼乃

#6 お姉さまはストイック!
読了。

前巻に引き続きシーナがメインのような話。
佳奈の行動に明確な目的が見いだせないまま、一応シーナとの関係は収束へ?

今まで大きく取り上げられることのなかったツバメにもスポットが当たる。
ツバメに関してはなんだかんだで結局最後には健一が・・・・な展開になると予想。

終盤に蛍子から小包が届く。一度無理矢理離れた関係だが、ここでまた新たな展開が・・・と、オープニングを読むとなんとなく想像はつくんだけどねw

4829163232ROOM NO.1301〈6〉お姉さまはストイック!
新井 輝 さっち
富士見書房 2005-10

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March 29, 2007

[新井輝] ROOM NO.1301 Vol.5
March 29, 2007 11:14 AM written by 兼乃

#5 妹さんはヒロイック?
読了。

ドタバタはありつつも今までに比べれば比較的おとなしい巻。
シーナと健一との関係が今までの登場キャラと異なるので、じっくり租借していこうという感じがする。

喪失した愛の探求の物語
Amazonでの内容紹介の一文。
自分自身では語彙がなくてどう表現していいか分からなかったこの作品だけど「ああ。なるほど」と思わせる一文。

482916297XROOM NO.1301 ♯5
新井 輝 さっち
富士見書房 2005-03-09

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March 29, 2007

[新井輝] ROOM NO.1301 Vol.4
March 29, 2007 10:00 AM written by 兼乃

#4 お姉さまはヒステリック!
読了。

蛍子と健一との関係の思いがけない収束から、シーナという新しいキャラの登場。
4冊目になるけれど、次から次へと新展開に飽きがこないね。

4829162821ROOM NO.1301 #4 お姉さまはヒステリック!
新井 輝 さっち
富士見書房 2004-12-09

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March 27, 2007

[Text] 買う時に表紙が恥ずかしく無いラノベ
March 27, 2007 01:14 PM written by 兼乃

買う時に表紙が恥ずかしく無いラノベ
(いつも感想中)

逆に恥ずかしい方で。
如何にも「ライトノベル」っていうにアニメ絵よりも、マリみての様な少女漫画風の表紙の方がなんとなく恥ずかしいw

今ではAmazonでまとめ買いすることが多いので恥ずかしいも何もないんだけどねw

うーむ、恥ずかしくない表紙のラノベってあったかなぁ・・・と思い返してもどれもそれっぽい表紙なのでウチには選出できないやw
[>>所持ラノベリスト : Booklog(表紙ビュー)]

March 22, 2007

[新井輝] ROOM NO.1301 Vol.3
March 22, 2007 09:15 PM written by 兼乃

#3 同居人はロマンティック?

読了。

今回は姉の蛍子がメイン(?)な話。
主人公の健一が淡泊なだけあって、最後に蛍子が自分の気持ちをぶちまけるまで話が平坦なのがねぇ。

4829162686ROOM NO.1301〈3〉同居人はロマンティック?
新井 輝 さっち
富士見書房 2004-09

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March 20, 2007

[野村美月] “文学少女”繋がれた愚者
March 20, 2007 11:11 PM written by 兼乃

“文学少女”シリーズ第3弾。読了。

今回のモチーフは武者小路実篤の「友情」。
はい。例のごとくモチーフの作品は全く読んだことがありません;;

今回もまた複雑な人間関係が絡んだ重い話・・・なのだけれど前回ほど落ちるところまで落ちる事は無く、“文学少女”が“文学少女”なりに一生懸命うごいて最後には救いもある話。

主人公二人だけではなく1巻から登場してるキャラも出てきて、一癖二癖ある魅力ある脇キャラも再認識。
琴吹もよくあるツンデレキャラなのだけどデレつつもしっかりツンがメインなのがいいね。最近のツンデレキャラはデレるのが早くてデレがメインになっちゃうから単なる相手を好きになっているキャラになってしまうんだよねぇ。いろんな意味で琴吹さんは応援してるw

今までの心葉の話っぷりから他界してるとばかり思っていた美羽が実は・・・・な最後もあり、次巻がものすごく楽しみ。

4757730845“文学少女”と繋がれた愚者
野村 美月 竹岡 美穂
エンターブレイン 2006-12-25

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4003105044友情
武者小路 実篤
岩波書店 2003-03

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March 18, 2007

[野村美月] “文学少女”と飢え渇く幽霊
March 18, 2007 07:01 PM written by 兼乃

“文学少女”シリーズ第2弾。読了。

ストーリーのモチーフとなる作品はエミリー・ブロンテ氏の「嵐が丘」。タイトルどころか作者の名前も知らないもんで;;;

今回の話はとにかく重い、辛い、後味悪いの三重苦。
話の流れにそれなりに主人公キャラ達が関わってきているのだけれど、特別な力があるわけでなく最後は少し悲しい結末。

今回も遠子先輩の作品に対する語りはすごいもので、ああも得々と語られるとその作品が読みたくなってくるね。

4757729154”文学少女”と飢え渇く幽霊
野村 美月 竹岡 美穂
エンターブレイン 2006-08-30

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410209704X嵐が丘
エミリー・ブロンテ 鴻巣 友季子
新潮社 2003-06

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March 15, 2007

[野村美月] “文学少女”と死にたがりの道化
March 15, 2007 09:51 AM written by 兼乃

読了。
天野遠子・高3、文芸部部長。自称“文学少女”。彼女は、実は物語を食べる妖怪だ。水を飲みパンを食べる代わりに、本のページを引きちぎってむしゃむしゃ食べる。でもいちばんの好物は、肉筆で書かれた物語で、彼女の後輩・井上心葉は、彼女に振り回され、「おやつ」を書かされる毎日を送っていた。そんなある日、文芸部に持ち込まれた恋の相談が、思わぬ事件へと繋がって……。野村美月・新味、ビター&ミステリアス・学園コメディ、シリーズ第1弾!

「文学少女」ゆえのきれいな装飾語や意外な展開などなど非常に面白かった。
物語の題材として「人間失格」を中心に太宰治の作品が多数出てくる。太宰治の作品をきちんと読んだ記憶がないのでどんなものなのか、遠子先輩の語るような印象を受けられるのか、読んでみたくなる。


4757728069“文学少女”と死にたがりの道化
野村 美月 竹岡 美穂
エンターブレイン 2006-04-28

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