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June 01, 2007

[竹宮ゆゆこ] わたしたちの田村くん vol.1,2
June 01, 2007 00:01 PM written by 兼乃

1,2巻まとめて読了。

ファンタジーでもなくSFでもなく突飛な設定があるわけでもない地味な学園ラブコメ。地味ゆえのじわじわ来るおもしろさがある作品。

地味ではあるがヒロインの設定は重めだったりするのだけれど、その重さをあまり引きずらないのは心情的に楽。

例のごとく男の主人公は煮え切らないタイプで、読んでる途中でもいろいろツッコミを入れたくなる事が多々w
それでも変にひねくれてなくまっすぐなところは好印象。

全二巻で終了とのだけれどこの三人の物語はまだまだこれからって感じで少しもったいなく思う。
可能であるならば小さいエピソードをいくつかまとめた後日談的な外伝が出てくれるとうれしいかな。

巻末の高浦兄妹もいいキャラなのでこのキャラのエピソードももっと読みたかったな。

4840230668わたしたちの田村くん
竹宮 ゆゆこ
メディアワークス 2005-06

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4840231524わたしたちの田村くん〈2〉
竹宮 ゆゆこ
メディアワークス 2005-09

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May 29, 2007

[ヤマグチノボル] ゼロの使い魔 #11
May 29, 2007 10:06 AM written by 兼乃

#11 追憶の二重奏

読了。

サイトは自分の中の使命感を使い魔所以のものなのかと悩み、ルイズはサイトへ対する感情で悩み、なんだかんだで落ちるべきところへ落ちたって感じ。

姫様のフラグは消失してしまったようだが、タバサのフラグは生きているようでサイトからみで今後も一波乱起きそう。
やるときはしれっとちょっかいを出しそうなのである意味手に負えなくなるのかもw

新キャラで司祭が出てきたかな。こっちはアニエスが関係してきそう。

話としての大きな動きは無かったのだが各キャラの立ち位置がはっきりしてきたので今後の話が分かりやすくなるのかな。

4840118590ゼロの使い魔 (11)
ヤマグチ ノボル
メディアファクトリー 2007-05

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May 21, 2007

[土橋真二郎] 扉の外
May 21, 2007 09:19 AM written by 兼乃

読了。

うーん、なんと評価していいものやら。
物語はおもしろいのだが、ラストが尻切れトンボのようになんとも中途半端なのでなんとも微妙な感じがする。

いつの間にか2巻が出てるようなのだけど、この話の続きではないらしい。・・・読むかどうか迷うな。

4840237174扉の外
土橋 真二郎
メディアワークス 2007-02

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May 17, 2007

[2ch] 後半からおもしろくなるラノベ
May 17, 2007 04:09 PM written by 兼乃

1・2巻はしょぼいけど後半から面白いライトノベル
(日刊スレッドガイド)
スレの最初にも出てるし、 過去にそんなレビューも書いたことのある
「よくわかる現代魔法」シリーズ
はそうだったねぇ。

そういえば、「十二国記」最初の一冊だけ読んであとは放置してた気がする;;

4086302365よくわかる現代魔法 たったひとつじゃない冴えたやりかた
桜坂 洋 宮下 未紀
集英社 2005-05-25

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April 30, 2007

[支倉凍砂] 狼と香辛料 #2-4
April 30, 2007 11:38 PM written by 兼乃

帰省中に読了。

ホロとロレンスのやりとりがとてもおもしろい作品だね。

ロレンスの金儲け云々の話からはホロの故郷探しの話にシフトしてしまっているので、これからよりホロとロレンスとの心理的な駆け引きが増えてくるのかな?

ある種、収まるところに収まってしまった感があるのでそろそろアマーティより二人の様子をひっかきまわすキャラの登場を求むw

4840234515狼と香辛料〈2〉
支倉 凍砂
メディアワークス 2006-06

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4840235880狼と香辛料〈3〉
支倉 凍砂
メディアワークス 2006-10

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4840237239狼と香辛料 (4)
支倉 凍砂
メディアワークス 2007-02

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April 27, 2007

[Text] 現代学園異能と美少女ゲーム
April 27, 2007 04:08 PM written by 兼乃

ノベルゲームの持つ原罪を小説はどう処理したか? そして『ひぐらしのなく頃に 賽殺し編』
(かさぶた。) 情報源:[>>マンガ☆ライフ]

現代学園異能系ライトノベルの主人公の選択に対する無責任さと美少女ゲームの関連性について。

学園異能系と呼ばれるタイトルは「灼眼のシャナ」くらいしか読んでないけれど、以外な関連性があるもんだねぇ。

April 25, 2007

[支倉凍砂] 狼と香辛料
April 25, 2007 03:04 PM written by 兼乃

読了。
内容(「BOOK」データベースより)
行商人ロレンスは、麦の束に埋もれ馬車の荷台で眠る少女を見つける。少女は狼の耳と尻尾を有した美しい娘で、自らを豊作を司る神ホロと名乗った。「わっちは神と呼ばれていたがよ。わっちゃあホロ以外の何者でもない」老獪な話術を巧みに操るホロに翻弄されるロレンス。しかし彼女が本当に豊穣の狼神なのか半信半疑ながらも、ホロと共に旅をすることを了承した。そんな二人旅に思いがけない儲け話が舞い込んでくる。近い将来、ある銀貨が値上がりするという噂。疑いながらもロレンスはその儲け話に乗るのだが―。第12回電撃小説大賞“銀賞”受賞作。


ホロかわいいよ、ホロ。
こんなに素直に「かわいい」と思えるキャラは久々な気がする。

主人公が行商人で、話のメインは物流関係。中世ファンタジーといってもホロの正体が豊穣の神の狼ってくらいでそのほかの部分はいたって普通な中世ヨーロッパな舞台。突飛な冒険や魔法などの戦闘などもなく地味な話ではあるが、キャラと心理描写のよさで退屈することなく読める作品。

4840233020狼と香辛料
支倉 凍砂
メディアワークス 2006-02

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April 18, 2007

[虚淵玄] Fate/Zero #2
April 18, 2007 10:28 PM written by 兼乃

#2 王たちの狂宴
読了。

一巻も予想外の展開だったけれど、二巻はそれ以上に予想外だった。
騎士王アーサーと征服王イスカンダルと英雄王ギルガメッシュが酒を呑みながら「王」について語り合うなんて誰が想像できようかw

このイスカンダルが豪快ですごくいいキャラなのよ。おまけにゲート・オブ・バビロンに匹敵するような宝具も持ってるし。
セイバーやギルガメがどうやってこの征服王に勝ったのかが続刊の楽しみだね。

Fate/Zero Vol.2
Fate/Zero Vol.2 - [>>Fate/Zero]

[>>Fate/Zero]

April 12, 2007

[紅玉いづき] ミミズクと夜の王
April 12, 2007 11:11 AM written by 兼乃

読了。

小説というよりは童話を読んでいるような感じがする。
いろいろ時代背景やら、登場人(?)物の歴史もあるのだけれど、余計な所は描かずに、ひたすらまっすぐな「ミミズク」を描いた作品。

ライトノベルにしては挿絵もなく小難しい情景描写も無いが、その情報量の少なさ故に想像の余地が多く自分好みの背景が描ける。そんな背景の中で生きるまっすぐなミミズクに心打たれる。そんな良作品。

4840237158ミミズクと夜の王
紅玉 いづき
メディアワークス 2007-02

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April 10, 2007

[今野緒雪] マリア様がみてる あなたを捜しに
April 10, 2007 05:53 PM written by 兼乃

読了。

バレンタインイベント報酬のそれぞれのデートの様子の巻。
前回も三者三様だったけれど、今回も・・・特に黄と白はルート的には前回と同じなのに内容に天地の差が;;

完全に・・・とは行かないけれど一応紅の妹問題もほぼ解決・・・するのかなぁ。
内容的にはほぼ決まりだとは思うのだけれど、結構中途半端な所で終わったので、また一波乱ありそうな予感がする;;

4086008955マリア様がみてる−あなたを探しに
今野 緒雪
集英社 2007-03-30

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