●証券会社の誤発注続く
January 16, 2006 03:52 PM written by 兼乃
証券会社の誤発注続く、今度は大和証券SMBC
大和証券SMBCは1月13日、三井住友フィナンシャルグループの株式を誤って売り注文を出したと発表した。
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誤発注の原因は、受注者のアシスタントが紙の伝票を記入する際に銘柄とコード番号を間違え、そのまま執行担当者に伝達されたことにある。証券会社の発注システムは、売却数が極めて大きい場合には警告を出す仕組みになっているのが一般的で、今回も端末に警告が出ていたという。だが、この程度の規模の注文は珍しくないことから、注文を続行した。
【IT Pro】
前のみずほ証券の誤発注事件は過度のシステム依存により起きた事件だけど、今回はシステムをシステムとして利用していなかった為に起きた事件。
事件までの経緯は両端だけど、事の発端は銘柄コードと売却数の入力ミス。
注意を怠ったオペレータが悪いのだけれど、人間である以上ミスは必ず起こる。この人間のミスをフォローできるようなシステム作りが必要だよねぇ。