●[機本伸司] 神様のパズル
June 29, 2006 09:25 AM written by 兼乃
読み終えて最初の感想としては「なんか釈然としない」。
宇宙の創造を目的としたSFで、天才少女の瑞穂がそれに苦悩し、場違いとも言える「田んぼ」と「百姓」も出てきて、ラストで瑞穂が良い意味で変貌する様は「人生」とか「生き様」とかが命題になってるんだなぁとか思う。
「ドは何ヘルツか」とか「数学の変数xは何故xなのか」とか普段疑問に思わない事に触れられて面白かったし、物理とか量子とか難解なものがバンバン出る割には綿貫がクッションとなって比較的分かり易かったりするんだけどね。。。
本作品は綿貫の視点ですべて語られている。が、その綿貫自身が積極的に関わってる訳ではないので細かいところがぼやけてて、又聞きのような感じですっきりしないところが冒頭の釈然としないという感想に繋がってるのかなぁと自己分析。
宇宙の創造を目的としたSFで、天才少女の瑞穂がそれに苦悩し、場違いとも言える「田んぼ」と「百姓」も出てきて、ラストで瑞穂が良い意味で変貌する様は「人生」とか「生き様」とかが命題になってるんだなぁとか思う。
「ドは何ヘルツか」とか「数学の変数xは何故xなのか」とか普段疑問に思わない事に触れられて面白かったし、物理とか量子とか難解なものがバンバン出る割には綿貫がクッションとなって比較的分かり易かったりするんだけどね。。。
本作品は綿貫の視点ですべて語られている。が、その綿貫自身が積極的に関わってる訳ではないので細かいところがぼやけてて、又聞きのような感じですっきりしないところが冒頭の釈然としないという感想に繋がってるのかなぁと自己分析。
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